脱サラと遺族厚生年金

遺族年金のやさしい解説書

遺族年金の問題点

脱サラと遺族厚生年金

遺族年金のうち遺族厚生年金は現役の会社員の人に有利に働く年金制度だといえます。例えば仮に1ヶ月しか年金に加入していなくても現役の段階で死亡してしまった場合は25年間年金に加入したものと同じとして扱われ、側にもそれ相応の年金が支払われることになれます。

現役である以上現在進行形で家族を扶養しているわけですから突然の不幸によって家族が収入を失うことを考えると非常に良心的な制度であるともいえます。 さらに仮に50歳まで国民年金も厚生年金も加入したことのない人であっても入社してまもなく亡くなった場合、たとえ1ヶ月しか厚生年金に加入していなかったとしてもその段階で遺族には遺族厚生年金がちゃんと支払われるというものです。

ところが脱サラにより会社を退職した人にとっては遺族厚生年金は決して有利に働くものではありません。老齢厚生年金がもらえるだけの期間、つまり保険料支払済み期間と保険料免除期間が合計して25年以上という非常に長い期間において保険料を納付していかない限り遺族厚生年金の支給を受けることができません。

条件さえ整えばたとえ保険加入機関が1ヶ月であっても厚生年金を支給してもらえる現役サラリーマンの人と比べると脱サラした人は年金において非常に不利な立場に立たされて しまうことになるわけです。

さらに脱サラした年齢が若ければ若いほど再度厚生年金に加入するのは難しくなり遺族厚生年金を満足な形で受けることが難しくなるという問題も生じます。

遺族基礎年金
遺族共済年金
遺族厚生年金
寡婦年金
特殊な事例
遺族年金の問題点
その他の遺族年金
Copyright (C) 遺族年金のやさしい解説書 All Rights Reserved