寡婦加算

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寡婦加算

夫を亡くした妻が遺族厚生年金を受ける場合は一定の条件の下に寡婦加算というものが与えられます。

その条件として遺族厚生年金の受給権を取得した際に40から65歳の間でなおかつ夫との間に子供がおらず遺族基礎年金を受け取ることができない場合。あるいは40歳に達した当時遺族基礎年金を受けていた子供と生計を同じくしていて子供が年齢などにより遺族基礎年金を受給できる条件に該当しなくなったために遺族基礎年金を受給できなくなった場合において中高齢の寡婦加算という遺族厚生年金に対する加算を受けることができるようになります。

ただし長期要件によって遺族厚生年金を受給する場合死亡した者の厚生年金の被保険者期間が20年以上あるということが要件として加えられています。 そのほか経過的寡婦加算というものもあり、実質65歳までもらうことのできる寡婦加算が終了すると今度はその妻自身の老齢年金を受け取ることになるわけですがそこに一つの弊害が生じます。

昭和61年以前、国民保険は任意加入だったために会社員の妻などの中には国民保険に加入していない人もいました。昭和61年4月以降は第3号被保険者の制度ができることにより一般の主婦にも年金がもらえるようになるのですが、これ以前にある程度の年齢に達していた人にとってはもらえていた金額が減ってしまうことになります。

それを解消するために昭和31年4月1日以前に生まれた人に対しては経過的寡婦加算というものが与えられるようになりました。この場合も長期要件によって遺族厚生年金を受給する場合は死亡した人が20年間厚生年金の被保険者であったということが要件となります。

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